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DBD::mysql 4.020がリリースされました

  • 投稿者: chiba
  • 2011/8/22 月曜日 2:56:45
  • mysql | perl

DBD::mysqlの4.020が昨日リリースされました。
このリリースにはmysql_server_prepare=1を使っている場合のバグの修正が5件ほど含まれています。(ChangeLog)

DBD::mysql で mysql_server_prepare=1 のとき TEXT 型の欄が自動 utf8::decode されなくなる

こちらのブログで指摘されていた件を直してパッチを送ろうと思っておもむろにmysql_server_prepare=1の状態でDBD::mysqlのテストを実行したら失敗しまくったため、もう駄目かもしれないと思ったのですが、何故かmysql_server_prepareと心中する腹をくくり一応すべてのテストを通すようにパッチを送りまくってみたところ取り込まれたという感じになりました。(リリース後に2つほどさらにpull reqしていますが…。)

TEXT型がdecodeされない件はユーザ側で回避できない話ではないんだと思いますが、LONGBLOBで4GBのメモリをアロケートしようとする件はDB構成によっては回避のしようもなく、mysql_server_prepare=1はほとんど使われてないんだなぁという印象を持ちました。

一応改めて整理しておくと、mysqlのサーバーサイドのPrepared Statementは以前はクエリキャッシュがされないというかなり致命的なデメリットがありましたがバージョン5.1.17以降でC API等から利用されるバイナリプロトコルではキャッシュされるようになり、また5.1.22以降からはテキストプロトコル上でのPREPARE, EXECUTEでもキャッシュされるようになっています。(詳細はクエリキャッシュの動作を参照してください。)

mysqlのPrepared Statementはbind値を展開した後のクエリの結果をキャッシュしてくれるいわゆるQueryCacheのみの対応となっています。パラメータ値に依存しない実行計画をキャッシュしてくれるわけでは無いのでメリットは薄いと思われる部分はあるとは思うのですが、通信データが大きい場合には速いというメリットも持っています。(今回のDBD::mysqlのバグはそのメリットを享受するべきLONGBLOBがほぼ動かないというひどいものではありましたが)

memory leakのような現象が起きるという中の人の指摘もあったりしますが、これはステートメントハンドルやコネクションの管理をクライアント側できちんと行えば問題ないと思っていたりもします。(大規模環境でどうなのかというわれるとちょっとどうなのかなと思わなくもないですが)

というわけで、やはりまあ積極的に利用を勧める理由も無いのですが、積極的に回避する理由も無いとも思ってますので是非使えるかたは使ってみてください。で、DBD::mysql的にもMySQL本体的にも枯れてくれるとうれしいなと思ってます。

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